研究者は大真面目!? 実験を重ねてたどり着いた「〇〇型ロボット」 (2/2ページ)
「ロボット工学において、障害物への対策としては、それを避けるという方法をとるのが主流です。 しかし、そのためには、周囲を把握するセンサー、そして回避のためのプランを立てるアルゴリズムが必要になります。けれどもその方法だと、あまりに雑然としていて障害物の隙間が狭いような状況になると、回避ルートを見つけられなくなるという状況に陥ります」
つまり、このようなゴキブリ型外殻ロボットなら、そういった状況でも進んでいける可能性が高くなるというわけだ。
いますぐに、こういったゴキブリロボットをなにかの実用に供することを考えているわけではないようだが、将来、環境調査や救助活動のためのロボットの開発に役立てることができる研究といえるかもしれない。
ロボット工学では、このように自然界にある生物を参考にした研究が盛んだ。ゴキブリなんて見るのもイヤだというひとが多いとは思うが、あれほどしぶとく、生命力のある生き物は、ある意味さまざまなアドバンテージを持っていると考えられる。まだまだゴキブリに教わることは多いかもしれない。