【出生前診断】アナタならどうする?もしお腹の子どもが「障害児」だったら (2/2ページ)
■出生前診断ではわからない障害
もう一つの問題点、それは、星の数ほどある障害の中の一部しか判明しないということです。
この検査で全ての障害はわかりません。出産時の事故で脳性麻痺、また、生まれてから高熱を出し脳にダメージを受けることもあります。自閉症も検査ではわかりません。
ということは “染色体異常など出生前診断でわからない障害児”であれば受け入れて育てる決心も同時にしなくてはならないのです。
子どもが生まれた後“自閉症”であると知って、子育てを放棄できません。出生前診断のように中絶して命を絶つことは許されないのです。
■健康な子どもでも非行に走ることもある
では、健康な子どもが生まれたとするとしましょう。
でも、子どもが育つ過程で非行に走ったり、病気や事故にあって後天的に障害を持ったり予想もしないことが起こります。その時、「こういう子は受け入れない。こういう子だったら受け入れる」という“条件付きの愛”はどうなのでしょうか。
妊娠中、たとえ検査を受けて選ばれた命であっても、出産後はどんな状況になっても受け入れなくてはならないのが親なのです。
“あなたは今のあなたのままでいい。あるがままでいい”それが見返りを求めない親としての真実の愛なのだと思います。
いかがでしたか。
価値ある楽しい人生を送っているダウン症の人達を見ていると、障害児の命の選択をしていいものか考えさせられます。障害児を育てることは夫婦にとって負担となるのも事実ですが、「簡単にできるから便利」とすぐに判断するのではなく、よく情報を集めて親として責任ある決断をしてくださいね。