えっ、アジサイも!? 意外と知らない「かぶれや食中毒の危険性アリ」な植物5つ
梅雨の時期も残すところあと少しとなり、もうすぐ太陽の眩しい夏がやってきます! 夏といえば、バーベキューやキャンプ、トレッキングや川遊びなどを楽しむ機会が増えますね。
そんなアウトドアで気を付けたいこととして、川遊びの事故などに注意がいきがちですが、実は周りに生息している身近な植物にも注意が必要なのです。実際、外で遊んでいて知らぬ間に「肌がかぶれてしまった」「傷がついていた」という経験はありませんか?
子供達は植物の中を駆け抜けたり草木を摘んだりして遊ぶことが多いので、親が植物についての知識を持っているだけで子どもの肌トラブルに悩まされることがなくなります。
そこで今回は、2児の子どものママでアウトドア大好きな筆者が、アウトドアを楽しむ為に気を付けたい、かぶれ・食中毒の危険性がある植物をご紹介します!
■「かぶれ」を起こす3大植物
(1)ウルシ
あの漆塗りの塗料となるウルシです。ヤマウルシ、ツタウルシなどのウルシ科の植物は、樹液にかぶれ成分が含まれています。触れた部分に赤い発疹が出てかゆくなり、放っておくと余計にかゆみが増します。
(2)センニンソウ
水気を好む植物で水路などが近い道端に生息していて、茎や葉から出る液体でかぶれを起こします。触れた部分が赤くなり発疱し水腫を起こします。
(3)イラクサ
イラクサの茎や葉には“毛様体”というトゲのようなものがあり、根本にかぶれ成分の液体が入っていて、肌につくと赤く腫れて激痛を感じます。イラクサは中国名で“蕁麻”と書き、子どもに多い蕁麻疹(じんましん)の名前の由来となった植物です。
もしかぶれてしまったら流水で洗い、症状が落ち着かない場合は、抗ヒスタミン成分を含むステロイド系軟膏を塗りましょう。イラクサは細かいトゲが刺さったままになる場合もあるので、セロテープ等の粘着テープで幹部に貼って剥がす事を繰り返してトゲを抜きましょう。
植物のかぶれだけでなくケガ防止にもなりますので、自然の中で過ごす時は肌の露出は控えめにするとよいでしょう。最低限足元はサンダルではなくスニーカーにするなど露出を少なくしましょうね。
■「食中毒」を起こす3大植物
(1)アジサイ
あの身近なアジサイも葉に弱い毒性がある可能性があり、嘔吐、めまい、顔面紅潮の症状が現れます。
「アジサイなんて食べないよ~」と思うかもしれませんが、実際にバーベキューで料理に添えたアジサイの葉を食べてしまい食中毒が起こったケースがあるので気を付けましょう。
(2)キョウチクトウ
厚ぼったく笹の葉に似た見た目で、6月から残暑にかけてピンクの花を咲かせます。路側帯や公園など、私たちの身近にある植物です。
強心成分があり、特に樹脂の部分に多く含まれていて、嘔吐、心臓麻痺などの症状が現れます。頑丈な植物のようで、バーベキューでキョウチクトウを箸や串代わりに使用し、食中毒を起こした事例があります。
(3)キノコ類
嘔吐、下痢、腹痛、頭痛などの症状を起こします。キノコは素人には見分けが難しいので絶対に食べないでください。
厚生労働省のホームページにも食用だと判断できない植物やキノコは「絶対に、採らない!食べない!売らない!人にあげない!」と大きく書かれています。食中毒になってからでは遅いので、子供達には安易に植物を口に入れないように注意をする必要があります。異変を感じたら、迷わず病院へ行くようにして下さい。
いかがでしたか?
植物の事を調べていくと、植物は様々な形で自分を守ろうとしている事に気づかされます。アウトドアを楽しむためのポイントとして、私達は自然の中にお邪魔させてもらうという気持ちを忘れてはいけません。
事前に自然の事を知って、自然と仲良く楽しむアウトドアの思い出を家族で作ってくださいね!