【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]6話(後半)「なんで穂香が泣くんだよ」 (1/2ページ)
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【冴え女シリーズ(2)】[- 全てを手に入れる俺様怪盗! -]
■作品概要
祖父が経営する美術館で働く穂香。閉館後に収蔵庫へ美術品を取りに行ったところ、そこで世間を騒がせている怪盗ノーヴェ(新城玲央)と鉢合わせをしてしまう。おまけに収蔵庫のセキュリティが作動してロックがかかり、収蔵庫はふたりきりの密室状態に・・・。
●6話(後半)「なんで穂香が泣くんだよ」
穂香「何か、理由があったのかな……」
新城「家計が傾いてるのに、売らずに取っておいたんだ。よほどのものだったんだろうな。ただ、未だにあの石がどういう由来のものなのかは分かっていない」
穂香「それで……?」
新城「結婚した後も、3代目は義賊を続けていた。ところが、ある日そいつは捕まっちまったんだ」
穂香「えぇっ!?」
新城「家の中は捜索を受けて、家財は全て国に持っていかれた。当時は義賊を良く思っていなかった警察連中が大勢いたみたいだし、見せしめ的な意味合いが強かったんだろうな……」
穂香「じゃ、その没収された家財の中に、ブラッディ・ストーンが……?」
新城「そういうこと。3代目は盗品を家には持ち込まず、昼間の仕事で生計を立てていたっていうから国が奪ったのは、全部3代目自身が買ったものだったんだけど」
穂香「ひどい……」
新城「家財は競売にかけられたり、誰かが懐に入れたりして、何が誰のものになったのか、全く分からなかった。ま、時代ってヤツもあったんだろう。だが、あの石だけは取り返したいと思っていた。