パノラマ撮影のプロが開発した全方位記録カメラ「Sphericam 2」
カメラ好きなら一度は経験してみたいと思う360度全方位同時撮影。
それが個人で可能になればどんなに楽しいことか……。
■ 全方位同時撮影できる多面体カメラ登場
広角レンズを使えばある程度ワイドに撮れるが、個人で全方位を動画に同時収録するなど、これまでは到底不可能だった。
そうした中、最近では街で『Googleマップ』用の画像を収録する撮影車両をたまに見かけるようになり、撮影車の天井にサッカーボールのような青い球体をのせていることに気付く。
そう、これこそが360度全方位同時撮影カメラだ。
そんな興味深いカメラをチェコのプラハでパノラマ撮影を手掛ける写真家ジェフリー·マーティン氏が『Sphericam 2』としてクラウドファンディングサイト『Kickstarter』に出展した。
同カメラのサイズはテニスボール程度とコンパクトで、ボディはアルミニウム製。

■ 6個のカメラで撮影した動画を自動で合成
Googleは全方位画像を静止画で提供しているが、『Sphericam 2』では60FPSで撮影した超高精細4K映像を動画で楽しむことができる。

6個のカメラレンズ、4個のマイク、GPS、バッテリー、マイクロUSBポート、電源ボタン、三脚マウントなどが多面体に仕込まれており、クルマやバイク、自転車などに取り付けて撮影できる。

6個のカメラで撮影した映像は自動で自然なイメージに合成される。
サンプル動画では画像左上のダイヤルをマウスで操作すると、上空を通過する旅客機をシームレスに視点を変えながら追うことが可能だ。
この映像をVRヘッドギアで視聴すればまるで自身がそこにいるような感覚を味わうことができる。

デスクトップやモバイルデバイスにストリーミング映像を送るための無線LANも内蔵しており、画質の良さと相まって、パノラマ映像ファンにとってはかなり気になる製品といえそうだ。