【毎日トリビア】Vol.78 老人が司る!?“運命の赤い糸”の由来は…

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毎日1つ知っても知らなくてもいいような、ゆる~い豆知識をお送りするこの企画。 「へ~」と納得できるようなものから「これは知りたくなかった!」とか思っちゃうようなものまでご紹介します! 毎日一緒にじんわりと知識を深めましょう! 今日紹介する豆知識は… 人と人を結ぶ伝説の存在であると広く信じられている“運命の赤い糸”についてです!

出典: iStock

運命の赤い糸は中国や台湾で伝わる“月下老人”という神様が由来

運命的な出会いをする男と女は、生まれたときからお互いの小指と小指が目に見えない『赤い糸』で結ばれている、とされる運命の赤い糸。
この赤い糸をつかさどるのは月下老人という老人で、結婚や縁結びなどの神だと言われています。

この月下老人が登場するのは、『太平広記』に記載された神に『定婚店』というお話。

「唐の時代の韋固(いこ)という人物が旅の途中、宋城の南の宿場町で不思議な老人と会う。この老人は月光の下、寺の門の前で冥界の書物を読んでいた。
聞くと老人は現世の人々の婚姻を司っており、冥界で婚姻が決まると赤い縄の入った袋を持って現世に向かい、男女の足首に決して切れない縄を結ぶという。この縄が結ばれると、距離や境遇に関わらず必ず二人は結ばれる運命にあるという。
以前から縁談に失敗し続けている韋固は、赤い縄の先にいるのは誰かと聞けば、相手はこの宿場町で野菜を売る老婆が育てる3歳の醜い幼女であると言った。怒った韋固は召使に幼女を殺すように命令し、召使は幼女の眉間に刀を一突きして逃げたが殺害には失敗した。
それから14年が過ぎ、相州で役人をしていた韋固は、上司の17歳になる美しい娘を紹介されついに結婚した。この娘の眉間には傷があり、幼い頃、野菜を売る乳母に市場で背負われていると乱暴者に襲い掛かられて傷つけられたという。韋固は14年前のことを全て打ち明けて二人は互いに結ばれ、この話を聞いた宋城県令は宿場町を定婚店と改名した。」

このお話がもととなり、“運命の人とは赤い糸で結ばれている”という伝説が広まったとされています。
日本で伝わっている小指に赤い糸が結ばれている説は、近年に出来たもので「指切り」のイメージの借用ではないかという話もあります。

ちなみに月下老人様は台湾の『龍山寺』に祀られています。

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