将来の親子関係にも影響!結局は「しっかり叱る親」が子どもに好かれるワケ (1/2ページ)
親ならば、誰でも子どもに嫌われたくないですし、優しい親でいたいと思いますね。でも、その気持ちが時として、子どもに対して本来叱るべき時に躊躇させてしまうことも……。
今日は『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身につけさせたい-しつけと習慣』の著者で日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、それでもやはり親は子どもを叱ることが大切な理由と、“叱っても親は最終的に嫌われない”理由をお話します。
■しつけとはズレないように「仮止め」すること
しつけとは、漢字では“躾”と書き、見ての通り身を美しく、すなわち人としての振る舞いや行動を美しく保ち、社会の中できちんと生きていけるようにするためのものと言えます。
また、しつけには別の意味もあります。着物を仕立てる時に、生地がずれないように仮止めすることを“仕付け”といいます。
子どもをしつけるということは、子どもの本能や感覚や行動が、現実の社会とずれないように仮止めしていく作業とも言えます。
本縫いは子ども自身が長い時間をかけて行うのです。
■叱るとは「人として間違っているよ」と教えること
小さな子どもはまだ、していいこと、いけないことの区別はついていません。それを学んでいくのが子ども時代なのです。
子どもは「自由にのびのび育てよう」という考えもありますが、自由とは自分の好き勝手に行動してもいいと言うことではありませんね。守るべき社会のルールやマナーがあるのです。
ですから、してはいけないことをした時にきちんと注意していかないと、子どもは、それをしていいことなのだと判断してしまいます。
仮止めされず、生地がずれたまま本縫いしていくことになってしまうのです。そうなると将来苦労するのは子どもです。
■子どもは叱られることによって「境界」を知る
どんなことでも、ここまでは許されるけれど、これ以上はダメという境界線があります。
例えば、口喧嘩をしているうちは止める必要はありませんが、どちらかが手を出したら止めなければなりませんね。