完璧主義者には3つのタイプがある。「他者指向型」には反社会的傾向が強いことが判明(英研究) (1/2ページ)
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つねに高い水準を求め、自己や他者に対して過度に批判的になりやすい完璧主義者。しかし完璧主義者にも3つのタイプがあり、なかでも「他者指向型」の完璧主義者には、反社会的傾向のあるナルシストが多いことがわかった。
心理学者は、完璧主義者を「自己指向型」「社会規定型」「他者指向型」の3つのタイプに分類する。それぞれに、信念、態度、動機、行動が異なるという。
自己指向型
「自己指向型」の完璧主義者は、自己に対して求める水準がきわめて高く、完璧でなければならないと考え、完璧であろうとして努力をする。
社会規定型
「社会規定型」の完璧主義者は、自分が完璧であることが他者(社会)にとって重要であると考え、欠点のない人間であろうと努力する。この2つのタイプはどちらも、自己に対して厳しい完璧主義者である。
他者指向型
対照的に、「他者指向型」の完璧主義者は、他者を見下し、他者に対して厳しいことを特徴とする。他者に完璧を求めるのはもちろん、その期待に応えられなかった者を容赦なく批判する傾向がある。また、「他者指向型」の完璧主義者は、「ダーク・トライアド」と呼ばれる性格特性を備えている傾向が高いという。ダーク・トライアドとは、マキャヴェリズム、ナルシシズム、サイコパシーという3つの性格特性の組み合わせを指す。ちなみに、この3つにサディズムを加えた性格特性を「ダーク・テトラッド」と呼ぶ。
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今回、英ケント大学のヨアヒム・ストーバー教授率いる研究チームは、3つのタイプの完璧主義者の社会的行動とユーモアのセンスの違いを研究するため、229人の大学生に聞き取り調査を行った。