怒れど怒れど効果ゼロ…「子どもの思うツボにはまっている」ママの特徴2つ
「絵本踏んだらダメでしょ!」「弟に意地悪しないで!」と何度叱っても、いっこうに悪い行動が治まらない我が子にゲンナリ……なんてことありませんか?
でもちょっと待って! もしかしたら、ママの叱り方が間違っているのかもしれませんよ。
そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもの思うツボにはまっているママについてお話ししたいと思います。
■「子どもの思うツボにはまっている」ママの特徴2つ
(1)子どもを赤ちゃん扱いしている
「絵本、踏んだら絵本さんが痛い痛いって泣いているよ」と何でも擬人化して、優しく対応しているママ。
子どもは“絵本が痛いなんて感じている訳がない”と思っています。実際、縫いぐるみを投げた子どもに「熊さん痛がっているよ」と言ったら「生きている訳ではないから痛がっていない」「神経通っていないから」と子どもから反論されたママがいました。
この場合、“絵本は踏んではいけない!”とシンプルに語気を強くビシッと躾けることです。
(2)何でも理由付けしている
何度注意してもテーブルに乗る我が子に「危ないから下りようね」といちいち理由付けしているママ。
子どもは“テーブルの高さなんて危なくない”と思っています。だって普段、公園で滑り台に上ったりジャングルジムで遊んでいるのですから……。
こんな時は「テーブルの上は食事をするところに上ってはいけません!」と叱ればよいのです。“あかんものはあかん!”のです。いちいち理由づけする必要はありませんよ。
■子どもの気を引く行為に「大人が踊らされている」ケース
何度注意しても悪さをする子ども。でも、人の行動には様々な背景と理由があります。
友達や大人の注目を浴びたくてやってる行為、また叱られてでもいいから何とかママの気を引こうと必死なのです。本人はやってはならないこととわかっています。でも、寂しくて気を引きたい気持ちがそれを上回ってしまっている状態です。
例えばこんなケース、
●赤ちゃんが生まれた・・・ママは下の子の世話にかかりきり。何とか自分にも弟のように構ってもらいたい。だから、赤ちゃん返りをしてママを困らす。
●ママが仕事を始めた・・・自分への関わりが激減した。寂しくて仕方ないから世話を焼いてもらおうと「あれ出来ない、これで出来ない」と言ってはママを困らす。
●周りに自分よりできる子がいる・・・文字が読めて、駆けっこも速い友達ばかり。どんなに努力しても追いつきそうもないと悟り、先生に構ってもらおうとわざとできないフリをして先生やママを困らす。
人は認めてもらいたがっている動物です。無視されるのが一番辛いです。“愛情の反対は苛めではなく無視“という言葉もあるくらいです。だから、自分の存在をアピールしようと必死なのです。
ママの気を引くためにやっている場合は、悪い行動に目くじら立てるのは対症療法。頭ごなしに叱らないことです。弟が出来ても上の子どもだけの時間を必ず作る、出来るだけスキンシップするなど、やるべきことは根本にある寂しさをなくしてやることです。
心が満たされていくとママを困らせることをして気を引こうとは思わなくなりますよ。
いかがでしたか。
子どもの気持になって、状況を見極めた上でその場はどうやって叱ってあげると一番伝わるかをよく考えてみましょうね。