『ギャラクシーエンジェル』オタクの入口になった、伝説の美少女カオスコメディ (2/3ページ)
その後、再びブロッコリーが『Project G.A』と題し、『ギャラクシーエンジェル』という作品のゲーム、雑誌連載、ライトノベル、アニメ化とあらゆるメディアミックス展開を仕掛けてたのです。
現在、『ミルキィホームズ』というコンテンツがあらゆるメディアミックスが行われていますが、この『ギャラクシーエンジェル』というプロジェクトが、まさにミルキィホームズの原型や先駆け的な作品なのです。
Project G.Aの第1弾のアニメ版として、2001年から2004年まで4度に渡ってシリーズ放送されました。可愛いらしいキャラクターたちのキービジュアル、そして当時のキャッチコピーは「カードキャプターさくらのスタッフが贈る美少女アニメ」と銘打って、一見するとほんわか日常系かな…と思わせてからのいい意味で期待を大きく裏切ってくれる、シュールでマシンガンのようにハイテンポで繰り出されるギャグ、とにかくなんでもありなぶっとんだ内容という以外形容しがたい作品です。
■あらすじ
舞台ははるか未来。
トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である「ギャラクシーエンジェル隊」。彼女たちの任務ははるか昔に失われたた科学技術「ロストテクノロジー」の回収すること。
ロストテクノロジーはなんのために開発されたのかよく分からないものも多く、トラブルの原因になります。なぜか毎回事件に巻き込まれたり、巻き込んだり、エンジェル隊の周りではいつもどたばた大騒ぎがはじまってしまいます。
この、ギャラクシーエンジェルというプロジェクトの大本になっているのはPCゲーム版であり、ゲームではきっちりとしたSF設定にシリアスなストーリーと恋愛要素の強いいわゆる正統派なギャルゲーなのですが……
そのゲームの販促的な役割でメディアミックスが展開されたアニメでは、大人の事情でアニメの放映時間が1期では1話、およそ10分という短い時間のアニメになってしまったため、その短い時間で魅力をすべて伝えるのは難しいと判断され、キャラクターの魅力、主人公5人の個性を前面に出した内容にしよう、と企画された結果とんでもないアニメが仕上がってしまったのです。