BMI(肥満度)はそもそも無意味?同じ数値でも体型に差があることが判明(米研究) (2/3ページ)

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Vは、身体と同じサイズの容器を満たす液体のリットル量を示す。

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 1と2の人を比較したもの。マップの色は、両者の同じ部位を点と点で結んだときの距離を表す。水色は距離がなく、差異が大きくなると紫に近づく。腹部、背中、足の裏の差が大きいことが分かる。

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 筋肉と骨は脂肪よりも密度が高いために、同じBMIでも体型は様々だ。足が特に重たい人もいる。しかし、BMIは身長と体重のみを考慮し、そうした要素は見逃している。BMIが身体の重量構成や配分を無視しているのだから、健康レベルや体型を適切に表せるはずがない。

 痩せ型の人が肥満とされることはないだろうが、ギリギリのラインにいる人なら、簡単に誤って診断されうる。体格のいいアスリートなどは格好の事例だろう。また、平均的なBMIであっても、胴体が重いということもある。これは心疾患や糖尿病など、健康リスクの予測因子だ。 

 BMIでは、一流のアスリートやスプリンター、ラグビー選手なども、まったく運動しない人と同じグループとして処理される。例えば、元イングランド代表のラグビー選手ジョニー・ウィルキンソンは、BMIによれば肥満だった。

 今日では、多くの栄養学者が、体脂肪率と身体組成の方がBMIよりも優れた健康指標だと議論している。

1本の紐で簡単にわかる健康診断

 オックスフォード・ブルックス大学の研究者が最近発表した研究によれば、身長と同じ長さの紐を使って手軽にBMIよりも優れた健康診断ができるという。

 やり方は、紐を半分に折って、ウエスト周りに回るかどうかか試してみるのだ。これが簡単にできるようならば健康的な体型だということである。

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