人気のオイルマッサージ、実は「日本人の多くは逆効果になる!?」意外な理由って?
女性なら誰しも好きなオイルマッサージ。肉体的な回復以外にも精神的な癒しも感じられるので働く女性や育児に疲れたママに人気ですよね。
アーユルヴェーダでも毎日オイルマッサージをすることを勧めていますが、実はオイルを使わない方が良い体質の人がいるのです。
そこで今日は、ヨガインストラクターでアーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、自分はオイルを使うべきなのか使わない方が良いのかしっかり理解し、使わないほうが良い場合にはどのようなケア方法があるのかを知っていただきたいと思います。
■オイルに向かない体質って?
アーユルヴェーダでは、この世界は地・水・火・風・空という5大元素で成り立っていると考えられています。
これと同じように、人間の身体も“ヴァータ(風・空)”“ピッタ(火・水)”“カパ(水・地)”の3つの性質により骨・筋肉・内臓が構成され、生きるための大切な生理的機能がつくりだされていると考えます。
また、このヴァータ・ピッタ・カパをどれくらいの割合持って生まれてくるかで、その人の体質が決まります。その体質は生まれてから死ぬまでずっと変わらないものです。
あなたは下記3つのタイプのどれに当てはまりますか?
●「ヴァータ体質」の特徴
身体面:背は低いかノッポ、身体が細い、筋肉が付きにくい、肌や髪が乾燥しがち、冷え症、便秘がち、歯並びが悪い、関節がポキポキ鳴る、よく風邪をひく
精神面:妄想好き、よく喋る、落ち着きがない、思考が変わりやすい、記憶力が悪い、コミュニケーション能力が高い、不安感、変化を好む
●「ピッタ体質」の特徴
身体面:中肉中背、筋肉質、肌が黄色っぽい、白髪や薄毛が気になる、食欲旺盛、よく喉が渇く、歯並びが良い、柔軟性がある
精神面:活発、理論的、話し方が鋭い、怒りっぽい、リーダー気質、責任感がある
●「カパ体質」の特徴
身体的:骨太、ぽっちゃり、色白、髪や肌に潤いがある、目や歯が大きい、関節が滑らか、冷え症
精神的:物静か、安定している、寛容、愛情に溢れる、受け身、記憶力が良い
実は3つのタイプのうちで最もオイルが適さないのは“カパ体質”さんです。
しかもここ日本はカパの国と言われるほどカパ体質の人は他国より多いようです。その理由として、日本は島国で海に囲まれているため、水の影響をたくさん受けていることが考えられています。
カパの人はもともと体内に十分な油分を蓄えていますので、マッサージによってそれ以上にオイルを身体に塗りこむと“むくみ”や“肥満”の原因にも繋がってしまうのです。
■「色白ぽっちゃりさん」タイプに適した身体のケア法とは?
カパの人は脂肪を溜めこみやすく、むくみやすい傾向も……。そのため1番適したものは“ガルシャナ”と呼ばれるドライマッサージです。
このマッサージに使用するガルシャナ手袋という専門のものも売っていますが、難しいことではなくシルク(絹)の布で完封摩擦するのです。
<超シンプル!ガルシャナ風マッサージ法>
身体の中心側から末端にかけて流すだけ! 例えば肩から手の指先にかけて、膝から足先にかけてといった要領です。
また肩や肘・膝のような関節部分はくるくる円を描くようにしてください。
程よい刺激がカパの特徴の1つである“冷え”を緩和し、溜めこんだ脂肪にも働きかけていきます。
いかがでしたか?
日本人に多いカパ体質の人は夏場でも冷えを感じる体質ですので、冷房の効いた部屋でつい飲みがちな冷たい飲み物などを摂取し過ぎないように気を付けてください。そしてこれからの季節もガルシャナを実施して、脂肪もストレスも溜めこまない状態を作っていきましょう!