紫外線を予防してるのに肌が焼けるのはなぜ?正しく日焼け止めを選ぶ方法

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日焼け止めに表示されている「SPF30」や「SPF50」などの数値。肌を焼きたくない人は、なるべく数値の高いものを選ぶことが多いのでは?

でも、SPFは「高ければ安心」ではありません。そして日焼け止めを選ぶ上で知っておきたいのが、PA値という「+」マークの値。

表示を正しく理解して、目的や用途に合わせたサンスクリーンを選んでみましょう。


SPFとPAの違いとは?
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お肌の老化現象を促進させる、手強い紫外線。年間を通して降り注いでいる紫外線ですが、7〜8月にかけては量も強さを増してきます。

紫外線には3種類あります。特に注意したいのが、シミやたるみなど肌老化の原因となる「UVA波」と、シミやそばかすの原因を引き起こす「UVB波」

UVA波に働きかけるのがPA値、UVB波に効果的なのがSPF値です。UVB波を長時間浴びるとお肌が真っ赤になったり、皮膚ガンにもなりかねません。

皮膚を守り、エイジングにも効果的な日焼け止めを選ぶためにも、SPF値とPA値には注意したいですね。


SPFは日焼けするまでの「時間を延ばす」だけ!
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なんとなく「SPF値が高い方が、紫外線防止効果がある」ように思いませんか?

でも実は、SPFの効果は「日焼けするまでの時間を延ばす」というものなのだそうです。

わたしたち人間は、日の光を浴びると15〜20分ぐらいで日焼けすると言われています。

SPF30のサンスクリーンなら、日焼けするまでの時間を30倍に延ばせるというわけ。

ただし日焼けするまでの時間には個人差があることや、こまめに塗り直さないと効果が半減してしまうことも、覚えておきましょう。


ライフスタイルに合わせて日焼け止めをチョイス!
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日常生活を送る上では、SPF10〜15が目安です。

お散歩やお買い物なら、SPF15〜30。

屋外でのスポーツやレジャーなどには、SPF30以上のものがよいそうです。

また、PA値は普段使いなら「PA++」や「PA+++」、ビーチやレジャーの際には「PA++++」を選ぶとよいでしょう。



数値が高いということは、それだけ肌にかかる負担が大きいということでもあります。これは、PA値に関しても同様。

目的やライフスタイルに合った日焼け止め選びをすることで、素肌にも優しい使い方ができるはずですよ!
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