【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]10話(後半)「犯罪者になりてーの?」
※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。
【冴え女シリーズ(2)】[- 全てを手に入れる俺様怪盗! -]
■作品概要
祖父が経営する美術館で働く穂香。閉館後に収蔵庫へ美術品を取りに行ったところ、そこで世間を騒がせている怪盗ノーヴェ(新城玲央)と鉢合わせをしてしまう。おまけに収蔵庫のセキュリティが作動してロックがかかり、収蔵庫はふたりきりの密室状態に・・・。
●10話(後半)「犯罪者になりてーの?」
穂香「段々、犯罪臭が……」
新城「だから、犯罪者なんだっつの……。で、話を戻すと、俺は開館前から閉館後まで、何日かずっとここを眺めて過ごす。そうすると、館内の人の流れとか、どこが死角だとか、ここにはあんまり人が来ないんだなとか、わかってくる」
穂香「へぇ……」
新城「その他にも、天井裏や配管の構造、セキュリティシステムの解析……一件の盗みに対して、リスク回避のための下準備は膨大だ」
穂香「プロ、なんだもんね……」
新城「まぁな。で、侵入経路と奪取方法と、逃走経路を決める。これも1ルートじゃなくていくつか候補を出す。普段は事務的に情報を集めて決定を下して、実行に移すだけだった。慣れた作業だし」
穂香「……普段は?」
新城「そ。けど今回は、あの中庭のケヤキの木が不思議と居心地良くってさ」
穂香「ふふ」
新城「情報収集やめて、よく、ぼーっとしてた」
穂香「そうだったんだ……全然、気付かなかった」
新城「それで穂香が、展示室の東にある角の椅子に、せすじを伸ばして座ってる。それをずっと眺めてた。木の上からあの景色見んの、俺、大好きだった」
穂香「え……」
新城「この女、絶対ガード固いんだろーなーとか、でも押しには弱そうだよな、とか考えて、ニヤニヤしてた」
穂香「人のことなんだと思って……!」
新城「ごめんごめん。だからさ、ちゃんと日の当たる場所にいろって。穂香は、俺とは違う世界の住人なんだから」
穂香「違う世界の、住人」
新城「あぁ。今日、長いこと話し込んじまったし、探し物も一緒にしてもらったしさ、なんか俺のこと気安く感じてんのかもしれねーけど、俺は」
穂香「犯罪者だから?……もう、聞き飽きたよ、それ」
新城「はは。だって穂香さぁ、わかってねーんだもん」
穂香「違うよ。私にとっては……貴方は怪盗ノーヴェじゃなくて、レオ、だから」
新城「何だそれ。俺の名前を知ったからって、個人的な知り合いにでもなったつもり?」
穂香「私にとってレオは、家の在り方に縛られた、一人の男のヒトでしかない……」
新城「ふぅん……」
【冴え女シリーズ(2)】[- 全てを手に入れる俺様怪盗! -]11話(前半)へ続く
●出演キャラクター
新城玲央(しんじょうれお)27歳:怪盗
三井穂香(みついほのか)22歳:新人学芸員
●声優および制作クリエイター
シナリオ:藍沢涼
イラスト:和音ハカ
男性声優:柊唯也
女性声優:澤江まゆき
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。