【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]10話(後半)「犯罪者になりてーの?」 (1/2ページ)
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【冴え女シリーズ(2)】[- 全てを手に入れる俺様怪盗! -]
■作品概要
祖父が経営する美術館で働く穂香。閉館後に収蔵庫へ美術品を取りに行ったところ、そこで世間を騒がせている怪盗ノーヴェ(新城玲央)と鉢合わせをしてしまう。おまけに収蔵庫のセキュリティが作動してロックがかかり、収蔵庫はふたりきりの密室状態に・・・。
●10話(後半)「犯罪者になりてーの?」
穂香「段々、犯罪臭が……」
新城「だから、犯罪者なんだっつの……。で、話を戻すと、俺は開館前から閉館後まで、何日かずっとここを眺めて過ごす。そうすると、館内の人の流れとか、どこが死角だとか、ここにはあんまり人が来ないんだなとか、わかってくる」
穂香「へぇ……」
新城「その他にも、天井裏や配管の構造、セキュリティシステムの解析……一件の盗みに対して、リスク回避のための下準備は膨大だ」
穂香「プロ、なんだもんね……」
新城「まぁな。で、侵入経路と奪取方法と、逃走経路を決める。これも1ルートじゃなくていくつか候補を出す。普段は事務的に情報を集めて決定を下して、実行に移すだけだった。慣れた作業だし」
穂香「……普段は?」
新城「そ。けど今回は、あの中庭のケヤキの木が不思議と居心地良くってさ」
穂香「ふふ」
新城「情報収集やめて、よく、ぼーっとしてた」
穂香「そうだったんだ……全然、気付かなかった」
新城「それで穂香が、展示室の東にある角の椅子に、せすじを伸ばして座ってる。それをずっと眺めてた。