ジェロム・レ・バンナとの思い出 チャクリキ代表・甘井氏のコラムがスタート開始 (2/4ページ)
後で聞いたら若い頃には出稽古でよくチャクリキ本部に足を運んでいたとか。これも意外でした。
現在チャクリキ・ジャパンでは天田ヒロミ選手のマネージメントを行っておりますが、天田選手もK-1 JAPANでいつもノブ ハヤシ選手の対角線に居た選手であり、最初はなかなかジェロム選手や天田選手がチャクリキの仲間である事に慣れませんでしたね(笑)。
実際に接するようになって、ジェロムの持つ怖さや強さは、そのまま「男気」であると解りました。ズレている所も多々ありますが面倒見の良い奴で、まさに番長です。
ジェロム選手が来日時に号令を掛け、ノブ選手と天田選手を川崎のインスパイヤードモーションに集合させ合同練習を行った事もあります。(インスパの山本アキラ代表はチャクリキOBでもあります)合同練習に参加はしましたが、天田選手は数日前の試合で激しくヒザを痛めており、ジェロムにも「今、ヒザが悪いから、ゴメンネ」と伝えておりました。
ジェロムは「OK! OK!」と返しており、それ以上に同じ大会にジェロムも参戦しておりましたから解っている筈なのに、熱を帯びてくるとそんなもの忘却の彼方です。天田選手に激しいローキックを叩き込み悶絶させました。
チャクリキでトレーニングを開始してからジェロム選手のローキックは凄いものになりましたね。フランスの大会ではローキックでKO勝ちを収めたりもしています。しかしここで天田選手にそこまでやる必要は無いでしょう。天田選手も「ジェロムの野郎!」と苦笑いしていました。
若手選手にも熱心に指導致します。あるチャクリキ・ジャパンの若手選手にアドバイスを開始したジェロム。「お前は映画『ロッキー』を観た事があるか?」横で聞いていた私は「んんん、何言ってるのジェロム?」です。
お構い無しにジェロムは続けます「ロッキー2で○○のトレーニングシーンがあるだろう? あれが○○で○○で…」と、ずっと映画『ロッキー』の話をしておりました。アドバイスが正鵠を射ているかどうかは解りませんが、ジェロムが『ロッキー』を大好きな事だけはよく解りました。
2011年の年末には、現在の奥さんであるメリッサさんにタイでの試合後、リング上からプロポーズしたというジェロム。