ジェロム・レ・バンナとの思い出 チャクリキ代表・甘井氏のコラムがスタート開始 (3/4ページ)

日刊大衆

きっと気分は「エイドリアーン!」だった筈です。


基本的にフランス人なのでロマンチストですよね。

ある時にジェロムと奥さんとノブ選手と私とで一度、南麻布の「鉄板焼acalli」という店で食事をしました。この店はトム会長のお気に入りの店でもあります。ノブ選手の白血病が快方に向かっている事をジェロムは大変喜んでくれ、その後、年末のGLORYではノブ選手がジェロムのセコンドを務める流れとなりました。

食事後、ホテルに戻るジェロムと奥さんのために私がタクシーを止めようとすると、ジェロムは「ノン!」と言いました。

聞き取り辛いジェロムの英語に耳を傾けると「今夜は月がとっても綺麗だから、彼女と二人で月を観ながら歩いて帰る」という、恐らくそういう意味の言葉を残し、奥さんと手を繋いで帰ってゆきました。

ノブ選手と「いやぁ、ジェロム、ちょっとかっこいいですね」「ああ、かっこええなぁ。せやけどホテルかなり遠いで。大丈夫かな?」という話をしながらノブ選手と私も帰路につきました。

数日後に聞いたら、ジェロムもホテルまで思ったより遠いのに気が付いて、やはりタクシーを拾って帰ったそうです。結局、恰好付けなんですけど、憎めない好漢です。

昨年7月、ジェロム・レ・バンナ選手はチャクリキ・ジャパン古河代表、相澤宏使師範と大森ゴールドジムにて定期トレーニングを行っておりました。身体の大きい相澤師範はジェロムやピーター選手のミットパートナーとして重宝されております。

練習後、大森駅へ向かって横断歩道を歩いていたジェロムと相澤師範の目前で、駅から逆方向に横断歩道を渡っていたおばあさんが転んでしまいました。それを見たジェロム選手はおばあさんに一目散に駆け寄り、「ダイジョウブ? ダイジョウブ?」と何度も聞き、手を繋いで、自分の行く方向とは逆側に歩き出し、おばあさんを目的の歩道までエスコート致しました。

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