外国語を学ぶ最大のメリット5つ / 外国語を学んで得られる「科学的なメリット」 (2/2ページ)
3. マルチタスクに強くなる
こちらは2013年の論文(英文)。バイリンガルな人は、1つの作業から別の作業に意識を切り替えるのが上手く、マルチタスクにつきものの「作業効率の低下」が起きにくいんだそうな。どうも、外国語を学ぶと認知機能が柔軟になって、不慣れな状況にも適応しやすくなるみたい。これまたワーキングメモリが発達した成果でしょうね。
4. 脳が発達する
外国語の学習と脳の発達を調べた研究(英文)によれば、バイリンガルな人ほど海馬(記憶に関わるエリア)がよく発達していたそうな。「脳を鍛えるには運動しかない!」によれば、海馬は軽い運動などで発達するエリアで、ここを鍛えるとストレスに強くなり、認知症にもなりにくいことがわかっております。同じ効果が外国語でも得られるわけですねー。
5. 世界の見方が変わる
日本語と英語の認知について調べた2010年の論文(英文)によれば、英語には「水色」に相当する単語がなく(ライトブルーと言うしかない)、そのせいで青色の知覚に違いが出ていることが示唆されております。ボキャブラリーや概念の違いが、世界の見方にも大きな影響をあたえるわけですね。アマゾンの奥地には数字の概念がない部族がいたり、右や左に相当する単語を持たない言語もあったりしますけど、かなり世界観は違うんでしょうなぁ。
・まとめ
といったわけで、外国語の学習で得られるメリットは、基本的にワーキングメモリの発達によるところが大。以前にもちらっと書いたとおり、ワーキングメモリは天才を生むための重要な要素でもありまして、ガッツリ鍛えていきたいところであります。
執筆: Yu Suzuki http://yuchrszk.blogspot.jp
もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/07/19/gaikokugo/