デザートは食事の前に!? 「ストレスなくダイエットできる」アーユルヴェーダ流食事法とは
どんなに食べても太らない体質の人って本当にうらやましいですよね。ダイエット中で食べるものや量を調節している方は余計にそう思うことでしょう。いろいろやっているのに大して効果が出なくて「私は痩せない体質なんだ」なんて諦めモードになっている人もいるのではないでしょうか。
でも、“食べる順番を変えるだけで太りにくくなる“と聞いたら試してみたくなりませんか?
今日は、ヨガインストラクターでアーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、ガマンせずに自然と食欲が抑えられる“アーユルヴェーダ的食事法”をお伝えします。
■えっ、いきなりデザート!?
ダイエットに適した“食べる順番”というと「最初はサラダやスープから」と思っている人がほとんどかと思います。カロリーの低いものやかさのあるもので空腹を満たせば、太りやすい食べ物を摂る量が減らせると考えられているためです。繊維質を先に食べておくと血糖値の上がり方が穏やかになるので結果太りにくい、という説もありますね。
しかし、アーユルヴェーダではカロリーの低いものからではなく、“消化に時間のかかるもの”から摂取することがダイエットへの近道と考えられています。
人間の消化力は食事の最初の方と後の方では、圧倒的に前者のほうが強いので、消化に時間がかかる食べ物を最初に食べ、消化に時間がかからないものを最後に食べることで、胃に負担がかかりにくくなります。胃に負担がかかり、消化不良を起こしてしまうことこそ、一番の肥満の原因になるのです。
では、消化に時間がかかる食べ物はどんなものだと思いますか?
実は、一般的にデザートとして食べられる“ケーキ”など、甘味のある食べ物のなんです! 甘味には“満足感”を与える作用もあるので、サラダやスープで無理に空腹を満たすよりも、その後の食べ過ぎを防いでくれますよ。
■パンだけはNG!いろいろな味を少量ずつ
甘味が与えてくれる“満足感”は、サラダやスープで空腹を満たす“満腹感”とは少し異なります。例えば、ランチがパンだけだったら、なんだか物足りなくて、お腹いっぱいになるまで何個も食べてしまいませんか?
アーユルヴェーダでは“味”が偏っていると“満足感”が得られず、つい食べ過ぎてしまう原因になると考えられています。そのため、1回の食事の中に“甘味・酸味・塩見・辛味・苦味・渋味”の6つの味をできるだけバランスよく取り入れることを推奨しているのです。
6つの味が全て揃った食事をとると、パンだけ食べた時よりも少ない量の食べ物でお腹がいっぱいになるはずです。これをアーユルヴェーダでは“満足感”と呼んでいます。
満足感が得られると満腹になる前に、「ごちそうさま」と自然に言えるようになります。ガマンして腹八分目にしてるわけではないので、ストレスも全く感じません。
■食後はコーヒーやお茶を飲もう
デザートは食前に摂ってしまったので、食後は何もすることがないと思うかもしれませんが、アーユルヴェーダでは苦味のあるものを摂ることを勧めています。
その大きな理由の一つが、苦味には食欲を鎮める作用があるから。食後にコーヒーやお茶を飲むことは理にかなっているのです。
苦味は消化されやすい味なので、消化力の落ちた食事の後半でも十分に消化できます。ですから、「まだ食べたいな~」と思った時にはコーヒーやお茶(カフェインが気になる妊娠期は麦茶でもOK)を飲んだり、葉物の多いサラダなどを摂ると食欲が抑えられますよ。
いかがでしたか?
サラダやスープから食べることも悪いことではないのですが、甘いものが我慢できないという方は、是非食前にデザートから食べてみてください。ただし、デザートだけ食べるのはダメですよ。食事はバランスよく摂ってくださいね!