入試で満点を取らないと入学できないインドのトップ大学

学生の窓口

インドの高校で実施される大学入試のための共通テストで、2015年の最高得点は99.75パーセントという驚きの結果でした。
しかし、さらに驚くのは、その点数でもデリー大学には、ギリギリ合格なのです。

2015年度、デリー大学のレディ・シュリ・ラムカレッジの英語専攻の足切り点は、99.75パーセントでした。そして、このインド最高の大学で経済学や心理学を専攻するためには100パーセントの足切り点を達成しなければなりませんでした。
入試で満点を取らないと入学できないインドのトップ大学
この大学には、試験でパーフェクトを取る以外に入学する方法がありません。
どんなに素晴らしい推薦書があっても、高校生の時にボランティアや課外活動に力を入れていても試験で点数がとれなければ入学は許されないのです。

「Board」と呼ばれる、インドの共通テストは6つのテストから成り立っています。そのうちの上位4つのテストの平均点で得点が決まります。

足切りが高得点になってしまう背景には、受験者が非常に多いことがあると、有名大学のひとつ、セントスティーブンカレッジの教授は言います。セントスティーブンの定員は400名ですが、毎年20,000件以上の願書が届くそうです。

また、2015年デリー大学の受験者数は370,000人でした。

試験で高得点を取らないと入学できないシステムに対して、大学教授の意見は分かれます。セントスティーブンカレッジの教授は、試験の点数で入学が決定されるのが最も公平だと思っています。一方で、レディ・シュリ・ラムカレッジでジャーナリズムを教えていた、スビ・シャトバディ元教授のように、入学試験でインタビューやグループディスカッションにもっと重点を置き、そのコースにふさわしい人物かどうか見るべきだという意見もあります。

しかし現在のところ、今のシステムが大幅に変更される兆しはありません。

人文科学系の専攻に進みたい学生は、合格の可能性がある海外の大学を受験したり、少し足切り点の低い、科学やテクノロジー、数学に専攻を変えたりしているようです。

India's top university demands your 100 percent. Literally
http://www.globalpost.com/article/6594917/2015/06/25/indias-top-university-demands-your-100-percent-literally

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