コレはいい…!ライザップ型の次は「サブスクリプション型」が来る!
ライザップ型の“マンツーマンジム”が人気だ。 「都内 マンツーマンジム」でGoogle検索すると、5万件近くヒットする(2015年7月現在)。
これらマンツーマンジムの特徴は、トレーナーに日々の食事内容を報告しながら、週に2回程度のマンツーマントレーニングを短期間(1か月~2か月)で実施する。
そのことにより、効率的なシェイプアップや肉体改造が可能になるというもの。
ただし、効果が出る分金額も高いのが、実際のところ。
料金体系は、安いところで2か月20万前後からで、50万円以上するところも存在するという。
そこで今回は、「運動の習慣をつけたいけど、そこまでお金は払えない……」という人に向けて、次の潮流として“サブスクリプション型”を紹介したい。
“サブスクリプション型”とは、サービス側が契約しているレッスンスタジオに、定額料金で通い放題になるという仕組みで、日本では、グリーが始めた『レスパス』や、3月からスタートしている『クラスフィット』などがある。
『レスパス』は、月額9,800円で都内350か所、『クラスフィット』は、月額9,900円で都内30か所のレッスンが受講可能だ。
アメリカでは、本家『ClassPass』がロンドンやバンクーバーなどの海外も含め、すでに33か所の都市に展開されており、登録者数もどんどん増えてきている。
一方日本では、『レスパス』『クラスフィット』ともに今年からのスタートで、サービスエリアは都内近郊に限られる。
レスパスのマーケティング担当者によれば、9月には、名古屋や大阪でのサービスを開始するとのことなので、グリーの資本力を武器に、どこまで選べるレッスンやサービス地域を増やせるか、期待をもって見守っていきたい。
この、ブームが始まりつつあり“サブスクリプション型”。ユーザーにとっては、ゴルフレッスンや、ヨガ、ピラティスなどその日の気分でレッスンを選び、好きな時間に好きな場所で参加することができるので、まさにいいことずくめ。
待ち合わせまでのスキマ時間を使って、クライミングの体験をすることや、恋人や友達と一緒に、レッスンで待ち合わせなんてこともできる。

このサブスクリプション型、どういう仕組みなっているかというと、そのアプローチは『クラウドワークス』に代表されるクラウドソーシングサービスや、日本でも注目度が高まってきた『Airbnb』と同じとも言える。
実は、これらのビジネスに共通していることは、散らばっている“空き”をまとめることで、価値を作り出しているからだ。言うならば、いままで無駄にしてきた資源を再活用していると言える。
『Airbnb』を例えにしてみよう。
利用者は、行きたい場所の近くで『Airbnb』の検索をする。すると、複数の候補がでてくる。その中で条件が良いところを選び、予約をし、宿泊する。
この宿泊先は、宿泊者がいなければ、誰にも利用されなかった空きの状態だったので、この取引によって、無駄を利益に変えることに成功している。
この流れは『レスパス』や『クラスフィット』でも同じだ。利用者は、自分の行きたい場所、もしくは行きたいレッスンで検索し、その中から、駅近やレッスンの内容など、それぞれの希望にあったレッスンを予約し、参加する。
『Airbnb』であれば、オーナーは物件の空き日程を提供し、『レスパス』『クラスフィット』では、スタジオは空きレッスンを提供し、対価を得る。
オーナー単体や、レッスン単体だと告知できずに無駄になっていた「空き枠」を束ねることで、ユーザーと「空き枠」の持ち主双方に利益を提供することに成功している。
『Airbnb』は、日本では旅館業法の問題もあり、広がっていくかは法改正次第というところだが、『レスパス』や『クラスフィット』のフィットネスサービスには、障壁はない。
そして、なによりも、ユーザーフレンドリーなシステムは、利用者のニーズも高い。
この2つが浸透していくことで、日本の低い運動習慣率が改善されることを願う。“サブスクリプション型”のフィットネスサービスに、注目だ。