自動ブレーキから自動運転までの技術進化 (2/3ページ)
■ 全車種への展開
ABS、エアバッグといった安全装備が標準装備になったように、自動ブレーキも今後全車種へ展開していくという動きが加速している。トヨタ、日産、スバルは全車種標準装備していくと発表している。
■ 予防安全性能アセスメント
独立行政法人 自動車事故対策機構(JNCAP)ではクラッシュテストなど、自動車の事故対策について第三者評価する期間だ。このJNCAPでは自動ブレーキを含む予防安全性能アセスメントを作り、評価をはじめている。
予防安全性能アセスメントの概要
このテストを見る限り、自動ブレーキといっても各社、車種によってその性能は様々であり、ついているからといって過信はできない。
試験車種一覧(すべて)
たったの30km/h、と思っても各メーカー、ご覧の通り止まり切れず衝突してしまうのが現実だ。
■ 自動運転自動車への未来
自動運転自動車の開発が盛んになっている。これは既存の自動車メーカーだけではなく、Googleやテスラ、Appleまで参入すると予想されている。これまで自動車といえば工業製品であったのに対し、コンピュータの発達により制御がコンピュータになったためにIT企業が参入しやすい、活躍しやすいという環境の変化によるものだろう。特に電気自動車はすべてが電気で制御可能なため、既存自動車メーカーのアドバンテージは失われつつあるといってもいいだろう。
とはいえ、50年から100年も自動車を作り続けてきた老舗自動車メーカーが手をくわえて待っているはずがなく、自動運転技術にもご執心だ。

日産は2年前に2020年に自動運転自動車を市場投入すると発表、実際に自動運転自動車による障害物回避、自動駐車といったデモンストレーションを行っている。