整形女性たちの「人生泣き笑い」ドキュメント (3/3ページ)
メーカーさんの社長に言われてDVD出してあげるからと、エラを削る手術を受けさせられました。おかげで2週間も学校を休まなくてはいけなくなったし、顔が変わったせいでイジメられて不登校に……」
無事にDVDを発売し、美を手に入れた彼女だったが、それと引き換えに友人と、穏やかな学生生活を失ってしまった。
「なので高校へは行かず、芸能活動をする道を選びました。だけど、中学校の同級生が私の卒業アルバム(小学校)をネットに流したんです。だから、私の第二検索ワードは常に"整形"。何度、芸名を変えても、常に私から"整形"の文字が離れることはありません」
DVDの出演で、彼女が手にしたギャラは8万円。今では、タレント活動を終えて普通の主婦に落ち着いているが、いつ家族がネットに気づくかと思うと、安らぐ時間はないという。"整形に対する偏見"がなくなるまで、枕を高くして彼女が眠れる日は訪れない。
最後に紹介するのは、整形のために年に4回は韓国に行くという貴子さん(38)。
彼女は当初、整形をする意思などなかったという。
「最初に整形をしたのは約10年前。初めて韓国に行ったときでした。でも、そのときの目的は当時流行していた某韓流ドラマのロケ地ツアー。その行程でグッズ販売の店に寄ったんですが、そこで見たチラシがキッカケでした。私の好きな女優とソックリな目に、15万ウォン(約1万2000円)でなれると書いてあったんです。ツアコンの人にも"貴子さんは元が似ているから自然にできますよ"と、おだてられて。旅の勢いでやっちゃったんです。でも、さすがにマズイかなと思って帰国したら、主人に"キレイになったな"と褒められて……。とっさにエステに行ったと言いました」
何も疑問を抱かれなかった彼女。それから旦那の優しい言葉が欲しくて、整形を重ねているという。
「さすがに気づかれているかもしれません。でも、おかげで夫婦円満なんです。今度、2人で韓国に行こうかなと考えていますよ」
幸せな家庭作りに整形が役に立っているなら、幸せを疑うことはない。