東京タワーで恐怖体験「絶対に音を出してはいけません。あの子に気付かれてしまいます…」 の“あの子”とは?

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東京タワーのマスコットキャラクターノッポンも“お化け屋敷”仕様
東京タワーのマスコットキャラクターノッポンも“お化け屋敷”仕様

東京タワーに住み憑くあの子
08.30[日] まで/ 東京タワー地下1階 タワーホール

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東京タワーに住み憑く あの子

 東京タワーの地下にお化け屋敷『東京タワーに住み憑く あの子』が夏期オープン。東京タワーが開業して以来、初となる本格的なお化け屋敷が登場しました。

 松竹お化け屋本舗が贈る、最怖ホラーアトラクションでは、和風ホラーの世界観をたっぷり味わえるとか……。猛暑が続く今日この頃、少しでも涼しさを感じるべく、体験してみました!

狂気を感じる……。血を垂らしたノッポンが登場!

 入り口にはドロップの缶をガラガラ鳴らし、口から血を流している、東京タワーのマスコットキャラクターノッポンが!!

 背中には日本人形を抱いています……狂気を感じます……。公式キャラクターとして、こんな姿を見せてしまってよいものか、若干心配になってしまいますがイベントのPRのため頑張っているようですね。

 ちなみに青いオーバーオールなので、ノッポン兄です。赤いオーバーオールがノッポン弟だそう。

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“あの子”はだあれ? 決してドロップの缶に触れてはいけない……。

 お化け屋敷に入る前に、簡単にあらすじを説明。

<あらすじ>
 50年以上前。町はずれの壊れそうな一軒家に、悪戯好きの“あの子”が棲みついた。

 “あの子”は悪戯が大好きで、町にやってきてはゴミ集積場を荒らしたり、神社やお寺の石を倒したり……。

 ある日、“あの子”は小さい子どもに『あめ玉だよ』と石ころの入った缶を渡し、それを飲み込んだ子どもが喉を詰まらせ亡くなった。

 “あの子”の悪戯に我慢できなくなった住民は、“あの子”を家の中に閉じ込めた。“あの子”の好きなドロップの缶を入れ、窓や入り口をふさいだ。

 その後、家の中から『からからから』という缶の音が聞こえたそうだ……。

──それから50年。東京タワーの地下で妙な男の子を見たという目撃者が現れた。

 ドロップの缶を持って、『からからから』と音を鳴らしている子どもの姿があったという……。

 あらすじを頭に入れて、お化け屋敷にいざ出発! 1Fの入り口から地下へと向かいます。入り口には案内役の不気味な女性がおり、注意事項を教えてくれます。

「絶対に音を出してはいけません。あの子に気付かれてしまいます……」

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案内役の女性

 わっ、分かりました! しかし、話し方まで不気味です……。ドロップの缶の『からからから』という音は“あの子”の好きな音なので、特に気をつけなければいけないそう。

 注意事項の説明後、恐怖レベルを選びます。

恐怖レベル1:「あのこ」ひっそり篇
恐怖レベル2:「あの子」よく来たね篇
恐怖レベル3:「あの子」暴走篇

 本来なら、レベル3暴走篇を選んでレポートすべきかもしれませんが、どうしても怖いということで、レベル2のよく来たね篇を選び中へ。

 入り口を進むと真っ暗な道が続きます。

 気味の悪い等身大の女性の人形と階段があり、一気に50年前の家の中に連れ込まれます。

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 その後は、台所や襖と続き、どんどん古びた家の中を進みます。

 不気味な人形、血のついた障子……。 鍵のかかった扉、突然の叫び声……。レベル2でもやはり怖いです!!

 そして、やはりというべきか天井にドロップの缶がたくさん……。これは、鳴るに決まっているでしょう……。

 からからから──。

 ギャー!!!! やっぱり鳴った!!! すると、そこには恐ろしい姿が……。

 続きはぜひ、実際にご自身でお確かめください。

レベル2でも意外と怖かった……。全レベル体験してみるのもアリ!?

 レベル2とはいえ、想像以上に怖かったです。恐怖レベルについてスタッフさんに尋ねたところ、レベルによって恐怖のポイントが増えるそう。改めて、レベル2で良かったと思いました……。

 叫び声やからからからの音響も、なかなか気味の悪さを演出していました。

 それもそのはず。このアトラクションをプロデュースしたのは、創業120周年を迎えた 松竹事業部。

 これまで数々のホラーアトラクションをプロデュースしてきた松竹が、長年蓄積したありとあらゆる恐怖をこのアトラクションに集積したものになっています。

 『東京タワーに住み憑くあの子』は8月30日までの期間限定です!これまで東京タワーは登るもの、と思っていた方も、この夏は東京タワーの“地下”を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 そこでは、あなたが知らない東京タワーと、“あの子”がお待ちしています……。

面白いイベント情報サイト『Evenear(イベニア)』
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 (取材/舟崎泉美)

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