預け荷物中の爆弾を封じ込める新技術がテロを無力化する!? (2/2ページ)
「私たちは、シェフィールド大学の研究室でFly-Bagの試作品を使ってさまざまなテストを行ってきました。じっさいの飛行機の中という制限された状況でもきちんと働き、じゅうぶんな効果を発揮できるようにという目的で研究をつづけてきたのです」とTyas氏はいう。
預け荷物の中の爆発物を封じ込めるための、強固なコンテナというものはすでに開発されている。しかし、どうしても重くなってしまうし、コストもかかる。
今回実験が行われたこのFly-Bagの技術は、将来的にすべての航空会社に義務づけられたり、なにかしら脅迫等がある場合のフライトに使われる可能性があるものだという。あるいは、旅客室のなかであっても、危険物が発見された場合には使うことができるとしている。
もちろん、使用する爆弾の爆発力によってはふせぎきれないケースもあるかもしれない。しかし、大型の爆弾を持ち込もうとすれば、それだけ発見できる可能性は高まるので、このFly-Bagは有効だといえるだろう。あるいは、こういう装備の進化が爆弾テロの威力をそぐことで、爆弾テロ自体が減ってくれればいいのだが。