皮肉を理解することで脳が鍛えられる。皮肉に関する9の科学的事実 (2/3ページ)
たとえば頭ごなしに言われることに反発するが、皮肉を解するタイプには、「汚い部屋だね」と言う代わりに「どうやったらこんなに綺麗にできるの?」と言ったほうが効果的な場合もあるだろう。しかし一方で、正直に言われるよりも皮肉を言われるほうが傷つくという調査結果もあるので、相手を見極めることも必要だ。
5. 皮肉を言うのは親しみを感じている証拠?
多くの場合、人は敵ではなく友人に対して皮肉を言う。好きだからからかってしまう心理の一面ともいえる。
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6. 顔の見えない匿名のコミュニティでは皮肉が増える
しかしこれが、ネット上で見知らぬ他人相手になると、逆に皮肉が飛び交う確率が高くなるという。その理由として考えられるのは、この先会うことのない相手のほうが、辛辣な言葉を吐きやすいというのがひとつ。さらに、実際の会話よりも文章を打ち込むほうが時間がかかるので、そのあいだにより複雑な皮肉を考えつくこともできるからではないかという。
7. 子どもも4、5歳になれば皮肉を理解する
20年以上にわたって皮肉の研究をしている、カルガリー大学の心理学者ペニー・ペックスマンが人形劇を使って行った実験の結果、5歳児にもなれば、人形が皮肉を言っていることが理解できたという。なかには失敗した親に対して「上出来だね」と皮肉を言う4歳児もいたそうだ。また、皮肉っぽい親を持つ子どものほうが、皮肉を理解しやすくなるという。
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8. 皮肉には地域性がある(アメリカ)
米ニューヨーク州(北部)の大学生と、米テネシー州メンフィス(南部)の大学生を比較した実験では、北部の学生のほうが会話に皮肉を入れることが多かった。