今すぐやめて!子どもに深い傷となるので「言ってはならない親の冗談」5つ
最近のテレビのゴールデンタイムはほとんどがお笑い番組、芸人の“滑る話、滑らない話”など大人受けする面白いネタを競い合っています。一般人でも冗談が通じる面白い人って人気者ですよね。
でも、大人には受けても子どもには通じない言葉、通じないどころか場合によっては深い傷を負わせてしまうことがあるのです。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもに言ってはいけない冗談とその理由についてお話ししたいと思います。
■子どもに言ってはいけない冗談5つ
(1)「うちにはそんなお金はないの」
子どもが友達の持っている高価なゲーム機を欲しがったり、デパートの玩具売り場に陳列されている○万円する電車模型をねだったり。そんな時、「うちにはそんなお金はないの」と言ったとします。
子どもはこの言葉を真に受けて「そうかうちにはお金がないんだ。貧乏なんだ」と思ってしまいます。そして何気なく言った一言でも、汗水たらして頑張って働いているパパに対しても失礼な言葉です。
子どもが高価なものを欲しがった時、まだ早すぎると感じたり、たとえ予算オーバーだから買えない場合でも、子どもに対しては「うちはうち、買わない方針」とママの教育方針をビシッと伝えればいいのです。
(2)「そんなに○○するならよその子になる?」
兄弟喧嘩が絶えない時、ついキレて「そんなに意地悪するんだったら○○の家に弟をもらってもらおうかな」なんて言っていませんか?
兄弟喧嘩をしたからと里子に出す気なんてさらさらないのに、冗談交じりで口を出てしまった脅しの言葉。
たとえ喧嘩をしていたとしても大切な兄弟。お兄ちゃんはママのこんな発言を聞いたら「自分のせいで弟がよその子にされちゃう……」と恐怖におののいてしまいます。シンプルに「弟に譲ってやりなさい」とだけ言えばいいのです。
また、お友達の家で「まだ遊んでいたい!」と帰りたがらない時「だったら○○さんちの子どもになる?」の言い方も楽しくお友達の家で過ごした時間を台無しにして、子どもに不安感を与えるよくない言葉です。
(3)「お片付けしないんだったらおもちゃ捨てるよ」
「お片付けしないんだったら夕飯食べられないよ」と脅迫、けれども実際、そんなことしませんよね。「残さず食なさい」と言いますよね。更に「全部食べないとデザートなしだからね」なんてまた別の脅し文句を使ってしまいます。
また、高額な玩具を、捨てる気なんかさらさらないのに「片付けないんだったら捨てるからね」と言っていませんか?
最初は真に受けて慌てて片付けますが、何度か言われることで、それが単なる脅しであることはそのうちバレるでしょう。「もう夕飯だからおもちゃを箱に片付けて」とだけ言えばいいのです。
(4)「早く寝ないとお化けが出てくるよ」
一日の終わり、幸せな気持ちで床につき、新しい朝を迎える時に「早く寝ないとお化けが○○ちゃんを食べに来ちゃうよ」などと言ってお化けを使って脅しているママ。
こんな言葉を毎晩のように言われたら、子どもはとても不安定になります。
「もうそろそろ寝る時間よ」とだけ言えばいいのです。
(5)「子豚ちゃん」「骨っ子くん」
ぽっちゃり型の子どもに“子豚ちゃん”“大福くん”と言ったり、痩せてる子どもに“骨っ子”“マッチ棒くん”と容姿をからかうようなあだ名で子どもを呼んだりしていませんか?
将来コンプレックスを持つ要因になったりするので、このような呼び名を言うのはやめましょう。ママが言っているのを聞いて、子どものお友だちも真似をしてからかい始め、いじめにつながってしまうかもしれませんよ。
いかがでしたか。
大人は長い期間生きているので冗談が通じます。でも子どもにはわかないのです。冗談で言って子どもが言うことを聞いたように見えるのは真に受けて怖いからです。
脅して冗談言って「効いたな」と思っているのは大人だけ。子どもには深い傷になってしまうので、脅すのではなくルールをきちんと伝える躾をしましょうね。