【児童ポルノ禁止法】政府も警察も見てみぬふりをする児童性被害の実情 (2/4ページ)

東京ブレイキングニュース

◇◇◇

 これを内閣府のTwitterアカウントが拡散していたので、警察のみならず政府の公式見解でもあるようだ。

児ポ法の本来の目的は何か?

改正児ポ法の第一条にこうある。

『第一条  この法律は、児童に対する性的搾取及び性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性に鑑み、あわせて児童の権利の擁護に関する国際的動向を踏まえ、児童買春、児童ポルノに係る行為等を規制し、及びこれらの行為等を処罰するとともに、これらの行為等により心身に有害な影響を受けた児童の保護のための措置等を定めることにより、児童の権利を擁護することを目的とする。』

 児ポ法は、児童ポルノ(=児童の性被害や虐待の証拠) の取り締まり以外に、児童の権利擁護や児童保護を目的に掲げている法律である。それに対して「児童を性の対象とする風潮の改善が期待できる」とは何事だろうか。 本来は児ポ法によって子供を性被害から守ったり、また何らかの被害に遭ってしまった子供を保護・ケアしたりと、目線も差し伸べる手も子供へ向けられていなければ話がおかしいだろう。ところが 「風潮を変えたい」 では全く子供を見ておらず、ただ世のロリコン達を脅かし縛り付けるだけの法律にしかならない。このピントのズレ方が児ポ法の最大の悲劇であり、法律そのものと実際に運用する人間の思惑とが剥離・矛盾している点である。

児童の性被害は地下に潜る

 現行の児ポ法では、児童を犯した後に顔に精液をぶっかけるといった写真は、性器等が写っていない限り児童ポルノにはあたらない。 無表情な子供の顔に白濁液がかかっているだけでは、どんな状況か解らないからだ。

 また、親が子供の裸の写真や動画を所持していても、成長記録なのだから仕方ないとお目こぼしして貰えるそうだ。 であるならば、親が虐待の後に裸にひん剥いた子供を映してコレクションとして保存していても、虐待中の映像や画像でない限り処罰の対象にはならない。

 子供が性被害や虐待に遭う場合、加害者は親や兄弟である事が多いとは過去に何度も述べて来た通りである。 だからこそ児童の被害は表に出づらく、また性的に無知なため子供が大人になるまで自分が被害に遭っていた事に気付かない。

「【児童ポルノ禁止法】政府も警察も見てみぬふりをする児童性被害の実情」のページです。デイリーニュースオンラインは、児童の性被害児童ポルノ禁止法社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る