余計なモノを買うより経験にお金を使う方が「幸せになれる」理由 (2/2ページ)
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マネー
一方、お金で経験を買った場合には、時間の経過とともに満足度が下がるどころか上がっていきました。
目に見えるモノより目に見えない経験がより幸せを実感できるということは、驚くべき事実です。
しかし実際には目に見えない幸せな経験こそが、私たちのアイデンティティにも結びつくような強い記憶となり、財産となるのです。
■経験にお金を使えばそれは自分自身の一部になる
ギロビッチ博士はこのようにも主張します。人は誰でも、好きなモノを買います。買ったモノに対して、それが自分のアイデンティティを支えてくれていると錯覚することがあります。しかし現実には、モノはあくまで自分の外側にあるに過ぎません。その点、経験は自分の内側に入り込み、自分の一部となります。経験から得ることができた知見は、すべて自分の中の財産となるのです。
モノには物語がなくても、経験には物語があります。自分が経験したことを話せば、相手は新しいことを吸収できます。モノについて語るよりも、経験について語る方がぐっと相手との距離も近くなり、幸せを感じられるのです。
高いテレビ、車、家を所有している人と、バカンスを楽しみ、より良いホテルに泊まり、新たな経験をたくさんしている人。どちらの方がうらやましいですか?
聞いてみたい話がたくさんある人は、おそらく後者の方ではないでしょうか。
形に残らないからといって、経験にお金を費やすことをもったいなく思うのはもうやめにしましょう。確かに経験に形はありませんが、私たちのなかには確かに残り、幸せに導いてくれるのです。
(文/スケルトンワークス)
【参考】
※The Science Of Why You Should Spend Your Money On Experiences, Not Things-Fast Company