ギャンブルとは大違い!日本人が投資を始めるべき「3つの理由」

Suzie(スージー)

ギャンブルとは大違い!日本人が投資を始めるべき「3つの理由」

投資に関するアドバイザーは数多く存在しますが、『10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド』(内藤忍著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者による手法は、他の専門家とは大きく異なるのだそうです。

なぜなら、イギリスの年金運用の手法をベースにしているから。しかもそれは、資産運用の知識がまったくない人でも再現できる方法なのだといいます。

特徴は、過剰にリスクを取りすぎることなく、長期分散投資で着実に資産を増やせることだとか。

しかし、そもそもなぜ投資をするべきなのでしょうか? コラム「投資をするべき『3つの理由』に、その答えを探してみたいと思います。

投資はギャンブルと同じだと思われがちですが、両者には大きな違いがあるそうです。つまり投資は、新しい価値を生み出し、人生を豊かにする手段だということ。

では、なぜ投資なのか? この疑問に答えるべく、著者は投資を始めるべき3つの理由を説明しています。

■1:将来の生活基盤をつくる

最初の理由は、資産を増やして将来の生活の安心を得るため。

日本経済の不安定が続く今後に求められるのは、自分の資産は自分で守るという「自己責任」。

少子高齢化が進むなか、老後の年金も医療費も、これまでのように国や会社のサポートを期待しづらい状況になっています。

だとすれば当然のことながら、自分のお金は自分で用意しなければなりません。また、今後さらに円安になれば、円の価値が下落して日本人の生活水準が下がることに。

そのときの対策として、外貨投資も考えておく必要があるというわけです。

■2:投資は社会貢献にも

次に注目すべきは、「投資は社会貢献にもなる」ということ。

投資で得た利益について「あぶく銭」のようなネガティブなイメージを抱く人もいますが、それは正しくないと著者。

なぜなら株式などに投資されたお金は、企業の経済活動に使われ、新しい価値を生み出すから。

その結果、企業の価値が高まり、投資のリターンとなるということ。

いわば投資の利益は、社会に価値が生み出されたことに対するご褒美。お金が社会で有効に使われたことの証明だということです。

■3:投資を通じて自己成長

そして3つ目の理由は、自己成長。資産とともに自分の成長できるのが、投資の大きなリターンだという考え方です。

投資をはじめると、経済の動きやマーケットの変動に注意するようになるもの。そして「なぜ円高になったのだろう?」「どうして景気は悪化しているのだろう?」といった疑問が出てくることになります。

そのような疑問を解決していくなかで得られるのは、経済や金融に関する知識。

社会人として知っておくべき情報や知識を無理に勉強しなくても、投資について考えることによって、自然と自分で考えて解決できるようになるわけです。

こうした理由があるからこそ、日本人はもっと投資に対してポジティブになるべきだと著者は主張しています。

投資の基礎を学ぶことができる本書、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?

(文/印南敦史)

【参考】

※内藤忍(2015)『10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド』ディスカヴァー・トゥエンティワン

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