キッズカット/セルフカットのための「髪を傷めない」ハサミの選び方&ケア法

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キッズカット/セルフカットのための「髪を傷めない」ハサミの選び方&ケア法
キッズカット/セルフカットのための「髪を傷めない」ハサミの選び方&ケア法

前髪をセルフカットしたり、お子さんの髪をカットしたり…と、ご家庭に髪ハサミを持っている方は、意外と多いのでは? 髪ハサミ、きちんとケアしていますか?文房具用のハサミとは異なり、実はキチンとケアしてあげないと、髪を傷める原因になってしまうのです! 今回は、鶴谷和俊さんにご協力頂き、あまり気にされないハサミについて、ご紹介します。

実はプロが使うハサミは、一本数十万もするものなんです。

プロの美容師が使用しているハサミは、
市販されている髪ハサミとは異なりますよね。

プロ用髪ハサミは、一本で数十万円する品も!
(もちろん、それぞれの好みもありますので、値段は一律ではありませんが)

それだけに、美容師さんはハサミの扱いには慎重です。

プロ用は、日本刀と似た造りになっており、
薄い刃が軽く湾曲しています。

そうすることで、髪に余計な負荷を掛けることなくカット出来るのですが、
極限まで薄くされた刃は、少しの衝撃で欠けてしまいます。

もちろん、包丁や日本刀と同じように、
研ぐことも出来るのですが、

きちんと直そうとすると、

専門の業者に依頼せねばならず、時間もかかってしまいます。
ハサミは絶対に落とさない。放置しない。
このくらい慎重な扱いをしているんです。

そのくらいハサミは「なにを選ぶか」「どうケアするか」が
非常に重要なんです。

家庭用のハサミの選び方&取り扱い方

ご自宅でセルフカットする際や、お子さんの髪の毛をカットするときに
ハサミを使うこともありますよね。

その際に、どんなハサミを使ったらいいの?
というところからご説明いたします。

最近は100均でも販売されているようですが、
直接髪に触れるものですので、

オサイフが許す限り、キチンとした金額のものを使用して頂きたいのが本音です。

「安い=質が悪い」とは断言出来ませんが、
質が悪いハサミでカットしていることが、
髪を傷めているとしたら、悲しいですよね。

選ぶ基準としては、プロ用に近い、
刃が反っているものをおススメします。

スキハサミは、スキ率が低めのものを選ぶと失敗が防げます。

ご家庭での使い方も、やっぱりプロと一緒で
ハサミは慎重に取り扱いするのがいいでしょう。

落下厳禁で、保存時もなるべく衝撃から保護出来るよう、
ケース等に入れておくと安全です。

使用後はきちんと洗い、水分を拭います。

開閉が悪くなったと思ったら、刃の接合部に油をさして下さいね。

ハサミ+○○!自宅カットに持っておくと便利なグッズ達。

カット用のケープは、
すでにご用意がある方が多いかと思いますが、
(雨合羽や不要になったシャツ、頭が入るように丸く切り取ったビニール袋などでも代用出来ます)
その他に、あると便利なものも紹介しておきます。

・コーム
毛流れを整えることが大切ですが、
ブラシだと扱いづらいという点と、

梳かした状態のまま髪を掴んでカットすると、
髪が余分に引っ張られた状態になるので、
目標よりも短くカットされてしまいます。

その点、コームは細いので扱いやすく、
粗目タイプのものを選べば、髪が引っ張られることもありません。


・ヘアクリップ
前髪カットの際には特に、
横からの余分な髪の侵入を防ぐことが出来ます。

しっかりと髪が止まるものを選んで下さいね。

ちなみに、セルフカットの場合、髪は乾いた状態でカットして下さい。
髪は濡れることで膨張します。

乾かした後で「目標より短くなってしまった…」という失敗を防ぐためにも、是非。
整髪剤が付いている場合は、落とした方が、よりハサミへの負荷は少なくなります。

最後に

いかがでしたか?

成功の為には、まずは環境を整えることから!
髪に直接触れるものなので、一度きちんとケアしてあげて下さいね♪

この記事を書いたライター

airly編集部


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