50年後、人工知能ロボットとの愛ある性交渉も当たり前の世の中に(英研究) (2/3ページ)

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孤独よりは仮想のパートナーでもいた方が間違いなくマシだという。

 しかし、それが生み出す問題もある。機械との関係が浮気とみなされる可能性は否定できないだろう。

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 また、今でさえ、Eメールやソーシャルメディアを介したオンラインコミュニケーションに費やされる時間は一部の人間にとっては膨大だ。近い将来は、他人との関係のほとんどがオンラインで行われるようになる可能性もある。こうして仮想現実の中で過ごし、独りの時間が長くなるにつれて、心理的な健全性を損なう恐れもある。

 人間関係の欠如は有害だ。人間とは社会的な動物であり、孤独は精神疾患に結びつく。最近の研究では、日本人の若者がすでにバーチャルな女性と親密な関係を結び始めていることが明らかとなっている。日本人成人男性の半数がリアル女性との性交渉を面倒なものとして忌避する傾向があるという。

 また、中国では、数千もの失恋した人々が「小冰」というガールフレンドアプリと付き合っていると報じられている。彼女は、微博など、中国での主要なソーシャルネットワークサービスに追加することができる。

 こうした流行は現段階では問題視されているようだが、技術が孤独を解消しているうちにそうした意見も消えてしまうだろう。そして、人工知能と機械の差異はますます区別がつかなくなっていく。

 「いずれは人間と見分けがつかない人工知能ロボットが登場します。ですが、ロボットには悪癖も欠点もなく、貢ぐ必要もないという違いもあります。

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