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50年後、人工知能ロボットとの愛ある性交渉も当たり前の世の中に(英研究)
50年後、人工知能ロボットとの愛ある性交渉も当たり前の世の中に(英研究)

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 英国のテレビドラマ『ヒューマンズ』で描かれた男性とロボットの愛の交歓シーンは、視聴者にショックを与えたかもしれない。しかし、こうした人間と機械の性交渉は間も無く当たり前になるのかもしれない。

 オンラインゲームやソーシャルメディアなど、ヴァーチャルリアリティで結んだアンドロイドとの親密な関係がメンタルヘルスを改善する可能性がある、と性心理学者のヘレン・ドリスコル博士は話す。博士によれば、人間が機械をパートナーとして受け入れる過程で、近い将来に肉体関係も生まれるという。

 リアルなラブドールはすでに存在するが、急速な技術の進歩によって「命が吹き込まれる」日は近い。ロボットに対する性的嗜好を意味するロボット性愛(ロボフィリア)は、現段階では倒錯とみなされるかもしれないが、人間の向き合い方が技術に追いつくにつれ、一般的なことになるだろう。

  「ヴァーチャルリアリティはますますリアルで、没入感を味わえるものとなっています。人間のパートナーとの性体験を模倣し、さらにそれを上回るようになれば、不完全な人間よりも機械のパートナーを選ぶ人が出てきても不思議ではありません」とドリスコル博士。

 機械との肉体関係に加えて、人工知能の進歩によってリアルな恋愛すら体験できるようになる可能性もある。これは2013年の映画『her 世界でひとつの彼女』のテーマだ。劇中ではホアキン・フェニックス演じる人物がアップル社のSiriのようなOSと恋に落ちる。

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 「ショッキングで異様に映るかもしれませんが、本物の関係よりもヴァーチャルな関係が劣ると決めつけるべきではありません」と博士は主張する。

 博士が例に挙げるのは、パートナーを失った人やヴァーチャルな肉体関係で心理的に癒される人だ。
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