田宮二郎の妻“没後38年目の初激白”(2)「大映への“不信につぐ不信”」
田宮にとって永田は、そして永田が率いた大映は、全てを捧げる対象であったという。そのため、年下の新人女優が自分よりギャラが高くても、不満をぐっとこらえた。 まだ20代の前半でありながら、家を建てたのも夫人のほうが先だった。「今思えば、私が母と住んでいる家に田宮が越して来た頃こそ、最も笑いが絶えない日々でした。私は田宮が連れて来る10人分、15人分のメニューを用意する毎日。メインの料理だけでなく、田宮が...
田宮にとって永田は、そして永田が率いた大映は、全てを捧げる対象であったという。そのため、年下の新人女優が自分よりギャラが高くても、不満をぐっとこらえた。 まだ20代の前半でありながら、家を建てたのも夫人のほうが先だった。「今思えば、私が母と住んでいる家に田宮が越して来た頃こそ、最も笑いが絶えない日々でした。私は田宮が連れて来る10人分、15人分のメニューを用意する毎日。メインの料理だけでなく、田宮が...
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