新聞・テレビが報じない「“熊本地震”被災地のウラ側」切実現場(2)震災はあるプライバシーにも影響が…
熊本市の複数の避難所では、窃盗多発を伝える注意放送が定期的に行われていた。施設の一部を避難所として開放している熊本刑務所のボランティアが言う。「ほとんどは金品の被害ですが、女性用のアンダーウェアなど、女性に対しての欲求を満たす目的と考えられる盗難の報告が、市内の避難所から寄せられています」 避難所となっている市内の中学校で生活し、実際に被害にあった女子高生(16)が言う。「食事の配給をもらいに行...