灼熱の「映画&ドラマの艶ヒロイン」を総直撃!<異彩を放つ「ATG」傑作選>
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60年代から80年代にかけ、日本映画に新風を吹き込んだのが「ATG」の作品群である。基本は1000万円という低予算ながら、映画賞に輝く名作がいくつも誕生した。映画ジャーナリスト・大高宏雄氏が、とりわけ「分岐点」だった5作を解説する。■「肉弾」(68年) ATG映画で、燦然と輝く一糸まとわぬ姿といえば、まず「肉弾」の大谷直子(67)でしょう。太平洋戦争末期、寺田農扮する特攻兵と出会い、上半身セーラー服、下半身モンペ...