【小説】国芳になる日まで 〜吉原花魁と歌川国芳の恋〜第13話

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【小説】国芳になる日まで 〜吉原花魁と歌川国芳の恋〜第13話

前回の12話はこちら。 【小説】国芳になる日まで 〜吉原花魁と歌川国芳の恋〜第12話 ■文政七年 夏と、秋(5) 引手茶屋を引き揚げた一行は、京町二丁目の裏茶屋、桐屋の奥の間に居た。 国芳とみつがいつぞや逢い引きに使ったまさにその部屋である。 「ほう」 すうっと開いた襖の向こうを覗いて、一同は感嘆した。 小づくりだが、欄間には梅に鶯を模し、床の間には薄(すすき)と女郎花(おみなえし)が飾られているなど、どこを取...

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