医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<気象病>「『不定愁訴』と『天気痛』『気象病外来』もある」
「雨の日になると頭痛がひどい」「肩凝りが悪化したと思ったら台風が近づいていた」──季節の変わり目は、気圧や気温、湿度の関係で体調を崩す人が多い。天気が原因で起きる体調不良は「気象病」かもしれない。「気象病」は、気圧の変化で引き起こされる。大別すると、イライラやめまい、肩凝りなど、検査しても原因が特定できない「不定愁訴」と、関節痛やリウマチ、片頭痛など、持病が悪化する「天気痛」に分類される。 現代...