一緒に手柄を立てたのに(涙)豊臣秀吉の側近「賤ケ岳の七本槍」から洩れてしまった名将たち【上】
織田信長(おだ のぶなが)が明智光秀(あけち みつひで)の謀叛(本能寺の変)によって斃れた後、後継者の座をめぐって筆頭家老の柴田勝家(しばた かついえ)と、謀叛人を討ち取った武功第一・羽柴秀吉(はしば ひでよし。豊臣秀吉)が争った賤ケ岳(しずがたけ。現:滋賀県長浜市)の合戦。 賤ケ岳で活躍し、新時代を切り拓いた若武者たち。「賤ケ岳合戦図屏風」より。 時は天正十一1583年4月、秀吉が天下人への道を歩む上...