竹中直人&山田孝之&齊藤工が監督の映画『ゾッキ』原作者・大橋裕之インタビュー「自費出版がきっかけで…」
高校3年のとき、就職も進学も決まっていなかった僕は、格闘技が好きだったこともあって、「プロボクサーになろう」と決意しました。辰吉丈一郎が世界王者だった時代です。 親や友達にも「ボクサーになる」と宣言していましたが、その後、『週刊ヤングマガジン』(講談社)の新人賞受賞作を読んだとき、「これなら俺にも描けるな」と思ってしまったんですね。そこで、ボクサーではなく、漫画家になろうと決めたんです。 ...