今も昔も人は神道・仏教を区別せず、願いや救いを求め続けてきた
今年の1月11日に福岡市東区の筥崎宮(はこざきぐう)で、780年続く「承天寺一山報賽式(じょうてんじいちざんほうさいしき)」という、珍しい儀式が執り行われた。これは、拝殿に上がった承天寺の僧侶たちが、八の字に歩きながら読経する「筥崎諷経(ふぎん)」または「巡り経」を奉納するものだ。仁治2(1241)年5月、博多の臨済宗の名刹・承天寺を開いた名僧・円爾(えんに。聖一(しょういち)国師。1202〜1280)が宋代の中...
今年の1月11日に福岡市東区の筥崎宮(はこざきぐう)で、780年続く「承天寺一山報賽式(じょうてんじいちざんほうさいしき)」という、珍しい儀式が執り行われた。これは、拝殿に上がった承天寺の僧侶たちが、八の字に歩きながら読経する「筥崎諷経(ふぎん)」または「巡り経」を奉納するものだ。仁治2(1241)年5月、博多の臨済宗の名刹・承天寺を開いた名僧・円爾(えんに。聖一(しょういち)国師。1202〜1280)が宋代の中...
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