このスケベ小説はどこがすごい?浮世草子作者・井原西鶴の代表作『好色一代男』が持つ大きな意味
『好色一代男(こうしょくいちだいおとこ)』……この一度見たら(聞いたら)そう簡単には忘れられない名前。歴史の教科書にも載っているため、覚えているという方も多いのではないでしょうか。 『好色一代男』は江戸時代の浮世草子作家である井原西鶴(いはらさいかく)の処女作であり代表作でもあります。話の内容は言ってしまえば“スケベ”なものですが、これがどうして教科書にも載っているのでしょう? 今回は、この作品が持...