悪逆非道のイメージが強い古代日本の大物政治家・蘇我馬子(そがのうまこ)の活躍と実績
古代日本最大の豪族 最近、歴史作家の伊東潤が『覇王の神殿(こうどの)』という、かの蘇我馬子(そがのうまこ)を主人公とした小説を書いています。推古天皇や聖徳太子などのキャラクター描写も秀逸で、読み始めたら止まらない面白さです。 さて、古代史の研究も進み、かつてと比べて、この蘇我馬子という人の人物像もどんどん明らかになっています。 斑鳩寺蔵『聖徳太子勝鬘経講讃図』の蘇我馬子(Wikipediaより) 蘇我一族...