中国終焉か…住宅バブル崩壊で世界同時不況を招く恐れ|門倉貴史コラム
10月21日、中国国家統計局が中国のGDP(国内総生産)統計を発表した。それによると、2014年7~9月期の実質GDP成長率は前年比7.3%増にとどまり、リーマン・ショック後の2009年1~3月期(同6.6%増)以来、5年半ぶりの低い数字となった。10月に入ってからも中国経済が上向く気配はなく、中国政府が年初に示した2014年の成長率目標(前年比7.5%増)の達成は難しい情勢になってきた。 最近の中国経済の低迷の最大の要因は住...