紗栄子、小雪、神田うの…芸能人ママの“インターバブル”最前線 (2/2ページ)
しかし、いいことばかりではない。日本の学校のように偏差値や難易度で測れる基準がないため、スクールによって教育レベルによる学力差が大きいのも問題だという。
「英語と日本語のどちらでも高度な内容の小説を理解できなかったり、論文を書けなかったり、結局は中途半端というバイリンガルならぬ“セミリンガル”になってしまった人も多い。また親も日常会話程度の英語を話せないと、学校との連携や家庭教育もうまくいきません」(前出・記者)
というから簡単ではなさそうだ。
芸能人に限らず、「子供にグローバルな視点を持たせたい」と思う気持ちは理解できるが、もちろん英語が話せるだけでは通用しない。子供の性格に向いているか、将来はどういうフィールドで仕事をして欲しいか、家庭環境はどうかなど、インター問題は多角的に考える必要がありそうだ。
(取材・文/チロル蝶子)