高見知佳、岩井小百合、大沢逸美、あの80年代アイドルは今? (2/3ページ)

日刊大衆

療養のため休業から死亡説まで流れたが、80年代末頃からイラストレーター、キャラクターデザイナーに転身し、現在は現代美術作家として個展を開くなどをしている。

■大沢逸美
1982年に第7回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、翌年にはレコード大賞新人賞を受賞。30代で女優に転身したが、11年にわたる母親の介護生活を送る。2003年に介護体験を綴った著書『お母さん、ごめんね』を上梓し、現在は講演活動なども行っている。

■畠田理恵
1986年に「第2回ミスモモコクラブ」オーディションでグランプリを受賞し、芸能界デビューする。その後は、歌手、女優として活躍していたが、96年に棋士の羽生善治と電撃結婚し、芸能界を引退。その後98年にオーガニックおにぎり店を開いたが、経営不振のためわずか1年で閉店した。

■高見知佳
1978年に歌手デビューし、84年の資生堂CM「くちびるヌード」でブレイクする。以後は多数の映画やTVドラマ、舞台に出演していたが、2001年にメキシコ系アメリカ人と結婚。現在は沖縄県に移住し、夫の経営するメキシコ料理店を手伝いながら、タレントとして地元企業のCMに出たりしている。

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たとえば現在のアイドルの代表でいうAKB48……彼女たちはけしてクラスナンバーワン美少女の集まりではない。むしろクラスでは3~4番手の存在。だが、そんな彼女たちだからこそ、ファンは懸命に応援したくなる……というのが今のアイドルシーンの構図だ。

しかし、ひと昔前のアイドルといえばソロが基本で、クラスどころか学校に一人いるかいないかの逸材、まさしく“玉(ぎょく)”の可愛いコちゃんたちしかいなかった。

そんな美少女たちが次々にデビューしてきた80年代、ボクらは選り取り見取りで彼女たちを心の恋人にしてきた。だが、競争の激しいアイドル業界では、彼女たちはわずか数年の活動で新たな美少女にその地位を奪われ、移り気なファンたちも次々に浮気していった。

……気づけば、あのコの姿がいつの間にか見えなくなっている。

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