【AV出演拒否】AV業界を食い物にする新アウトロー"海外配信系"の正体 (2/5ページ)
他にも、苦情を伝えたプロダクションの人間がいきなり暴行を受けるとか、さらわれるだとか、今まででは考えられないキナ臭い話が聞こえてきている。
AV業界の内情を少しでも知っている方ならば "プロダクションが狙われる"という事態の異常さをご理解いただけると思う。AV業界において、プロダクションとは怒らせたら何が出て来るか解らない最も怖い存在である。これはAVに限らず芸能界でも似たようなものだろう。しかし、そのプロダクションに対して平気で仕掛ける輩が増えているというのは、非常に危険な兆候だと言える。
何故ならば、後の報復も恐れずに平気でプロダクションに仕掛けられるという事は、仕掛ける側の連中も "戦争覚悟の本職"か、もしくは"攻めて平気な場所を裏も表も熟知している裏稼業"という前提あっての事だからだ。
● 海外配信系のエロがルール無用の狩場になっている参考記事にも書いたが、こうした理解不能な騒動を巻き起こしている連中は、私が調べた限りでは全て海外配信系のサイトで荒稼ぎしている連中だった。久田編集長の媒体なのでハッキリ書いてしまうが、それが新しい暴力団のシノギになっていると見てもいいだろう。参考記事では「不良系かも」と書いたが、調べた限りではそうではなかった。
例えば、今やエロ業界の某不良系など、準暴力団指定されて締め付けが厳しくなった事と、完全に業界に根をおろしてしまっている事とで無茶ができず、業界内ではむしろ"優良"と看做されているほどで、ヤケっぱちな騒動を起こすとは考えづらい。やっているのはこれまでのAV業界とは関わりが薄かった、もしくは無かった、モノホン達と見るべきなのだ。
だが、いざ新興のヤクザ者が海外配信系のエロで稼ごうと思っても、裸仕事をしてくれる女性はすぐには手に入らない。中には無茶なやり方で女性をさらって来て裸にひん剥く連中もいるだろうが、それでもシノギに必要なコンテンツ量を考えたら絶対数が足りない。ではどうするかと言えば、多少の面倒事は覚悟の上で、脱げる女を抱えた既存のAVプロダクションに仕掛けるのだ。こう考えると例の弁護士達が主張する「人身取り引きが~」という話も、私が実際にAV業界で見聞きした話も、すべて辻褄が合う。