浜崎あゆみ「タダ券ばら撒き」「顔面劣化」と嘲笑浴びても走り続けるワケ (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 国内での人気低下を本人も認識しているのか、浜崎は昨年末から「シンガポールを拠点に海外活動を本格化させる」と意気込んでいる。実際、浜崎はアジア各国では現役の大スターであり、今年4月にリリースしたアルバムは香港、インドネシアなどアジア各国のiTunesチャートで1位に輝いた。

「アジア諸国は日本の流行が遅れて伝わるため、いまだに浜崎が日本の大ヒット歌手だと認識されている。一昔前は往年の人気歌手が地方でドサ回りするのが珍しくありませんでしたが、それとあまり変わりません。いずれ日本での現状が知られれば、アジアでも人気を失うでしょう」(前同)

 もはや八方ふさがりの状況に思えるが、浜崎ほどの過去の実績があれば無理に稼ごうとする必要はない。作詞・作曲を手掛けたヒット曲は多く、何もせずとも十分な印税が定期的に転がり込んでくるだろう。むしろ露出を抑えてブランドイメージを維持した方が利口だ。

 それなのに、なぜ嘲笑を浴びながら傷だらけで走り続けているのだろうか。

「浜崎は普段からマネジャーや付き人、ボディーガード、スタイリスト、ヘアメイクなど20名ほどのスタッフを大名行列のように引き連れ、一時期は愛犬のチワワ専用の『散歩係』『ウンチの処理係』も数名いた。ダンサーやバックミュージシャンも大勢いますから、その『あゆファミリー』を養っていくだけで相当な額が必要になります。浪費癖もハンパではなく、雑誌撮影で訪れた香港で一日で680万円も使ったこともあった。洋服にかけるお金は月に1000万円以上とも豪語していますから、その女王様のような生活を維持するためにはセミリタイアなどしていられないのでしょう」(同)

 過去の栄光が現実を見えなくさせている部分もあるようだ。だが確実に時代は変わっており、いつまでも全盛期のように振る舞えるわけではない。裸の王様ならぬ「裸の女王様」になってしまう前に、身の丈に合った戦略に変更した方がいいように思えるが……。

(取材・文/夢野京太郎)

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