元ロッテ平沼定晴 清原和博との乱闘事件の裏側を初告白「ファンからの嫌がらせがあった」

学生の窓口

11日に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ)に、元野球選手の清原和博が出演。

現役時代には、デットボールを受けた選手ナンバー1で196本。その清原が26年前の史上最悪の乱闘事件の相手に謝罪。さらに、その相手の元ロッテの平沼から真相を明かされ驚きを見せることになった。

26年前、ロッテの投手だった平沼からデットボールを受け、怒りのあまり、バッドを投げつけそれが平沼にあたり、さらに跳び蹴りをして両チームの大乱闘が起こった。

これにより、清原は厳重戒告、制裁金30万円、2日間出場停止、プロ入り初の退場となった。

翌日、平沼に謝罪に行ったものの、村田兆治、山本功児に怒鳴られて形だけの謝罪。改めて清原は番組を通して平沼に「本気で謝りたい」と述べた。

平沼は仕事の都合でスタジオには出演できなかったがVTRでコメント。
これまでこの乱闘事件に関して、オファーが多数あったがすべて断り、今回初めて口を開いた。

当時、「腹が立って、納得いかなくて、駐車場で待ち伏せする」とご立腹だったが、先輩に止められたそうだ。

翌日、清原から謝罪があったものの、お互い若かったため、それぐらいでは怒りは収まらなかったという。

しかし、その後平沼の家には、無数の無言電話があったり、自宅に嫌がらせをしにくる人がいたり、清原ファンからの嫌がらせが続いた。

だが、一番辛かったのは、数年後息子に「しっかりしろよ。情けないな」と注意をすると、「お父さんは、清原に負けたくせに!」と反論されて「へ?」となってしまった。

清原との喧嘩には勝てないと思っていたが、許すような気持ちになったのは、清原のある言葉。

あれ以来、清原に対してインコースを攻めにくくなっていたが、「清原が言っていましたよ。遠慮しないでインサイドをどんどん攻めてきてください」と人づてに聞いたことで変わった。

そして、平沼はVTRの最後に「これから先、野球界のために力を貸してほしい。今の子どものために夢を与えてほしい」とメッセージを贈った。

清原が巨人に移籍してからは、平沼は中日の裏方をしており、「元気か!」と声をかけられ心が安らいだという。

番組内で、改めて謝罪を行った清原だが、わだかまりは既になくなっていた。

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