「すべてが古い」「昔のトレンディー風」初回視聴率9.9%の『オトナ女子』はオバさん専用ドラマ!?
篠原涼子(42)主演のTVドラマ『オトナ女子』(フジテレビ系)が、今月15日より放送開始。篠原にとって約2年半ぶりの連続ドラマということで期待されていたが、初回の平均視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と振るわなかった。
篠原が演じる40歳独身・中原亜紀と、坂田みどり(鈴木砂羽)、大崎萠子(吉瀬美智子)という同年代女性が、ダメ男に振り回される大人のラブストーリー『オトナ女子』。男性陣には江口洋介、谷原章介、斎藤工、千葉雄大など、幅広い年齢層に受けそうな俳優を有し、女性を中心に注目を集めていた。
初回放送は、登場人物の紹介と現状を無難に纏めたドラマが展開。これといって目立った部分もなく、「キャスティングがんばったね」「工くんかっこいい」という声も見られたが、多くの視聴者からは「つまんない」「先が読める」「いちいち臭い」などの声が上がった。
なかでも多いのが、「演出が古臭い」「すべてが古い」「昔のトレンディードラマ」という声と、「タイトルの時点で終わってる」「『オトナ女子』ってただのおばさんだろ」「“女子”って言葉をチョイスするセンス疑うわ」というタイトルへの指摘。ベタな展開であれば安定した視聴率が望めそうだし、「○○女子」という言葉もよく耳にする流行り言葉のように思うが……。
「主演・篠原涼子、演出・田中亮という組み合わせは、2年前のフジテレビのドラマ『ラストシンデレラ』と同じコンビです。『ラスト〜』は恋に不器用な40手前の女性が奮闘するコメディ色の強いドラマでしたが、『オトナ女子』も内容はあまり代わり映えのない仕上がり。ある意味、過去の成功体験から脱却できないフジテレビらしいドラマですね」(テレビ誌ライター)
2話以降で新たな評判を得ることができるのか、フジテレビが本腰を入れた秋ドラマの真髄が問われる。